犬と暮らすようになって、その表情の豊かさと
感情表現に、つい笑ったり困ったり。

彼らも色んな事を感じ、考え、生きているのです。

ペットショップにいる犬も
里親会にいる犬も

うれしい気持ちも、悲しい気持ちもあるのです。


悲しい思いをしている犬が、1匹でも減るように。
犬を通して、生きる楽しみや喜びをしる人が1人でも増えるように。

出来ることを出来る限り、お手伝いをしたいと
このコミュニティを作りました。


   ○里親探しのお手伝い                                
   ○保護活動をしている方のお手伝い                         
             ○里親や保護を必要としている犬たちの存在を沢山の人たちに知ってもらう為の活動。    
  ○地域の飼い主さんたちとのコミュニケーション                
  

などを行っていきます。








私たちにできること。 を考える。
  はじめに。 私たちの活動のきっかけになった犬 チェルシー について。




チェルシーとの出会い


小さい頃からいぬが一緒の生活をしていたアメリカ人の主人の希望で、
いぬの飼えるのマンションに引越し、ペットショップを覗くようになってすぐ
保護犬だったわんこを飼っているご婦人に会いました。

犬はペットショップで買うのが当たり前

と思っていたものでしたから、ネットで調べるうちに
年間数十万頭も殺される犬猫のこと殺処分の現状、
目を背けたくなるブリーダー崩壊の現状にショックを受けました。


日本は先進国と言いながら、命をこんなに粗末に扱うのが本当の心の分野での先進国なの,,,?


そんな気持ちで里親募集の記事を見ていると、がりがりにやせた一匹のわんこが目に留まりました。

個人ボランティアで世話をされていたチェルシーという黒いメス犬で、
茨城の回収車にひしめき合う子犬と成犬たちの中の一匹でした。


チェルシーは茨城の老夫婦に親犬と兄弟犬と一緒に飼われていましたが
チェルシーが子供を4匹生んでから、その中の雄一頭を残し
残りの3頭を神社に捨て、チェルシー含めほか全部の成犬を
回収車に持ち込んできていたそうです。

たまたまその日は個人ボランティアの方が1頭だけ持ち帰れる余裕があったため、
どの犬を選ぶか決断の時間がないなか、ただただブカブカの汚れた首輪をつけたチェルシーを
回収車から降ろすことしかできなかったそうです。老夫婦はチェルシーの分の
お金を支払う必要はなくなり、その後チェルシーの吠えていやがる母親犬、兄弟犬を
叩いて回収車に入れ、帰って行きました 。

チェルシーの母親と兄弟犬は翌週みんな処分されました。



ボランティアさんがチェルシーをお風呂に入れたとき、出産直後のため毛並みが悪く
ガリガリのチェルシーを見て、 これまでたくさんの状態の悪い犬を見てきた
ボランティアの方でさえ、そのあまりに貧相なチェルシーの体に
涙が出て止まらなかったと後から話してくれました 。

  




チェルシーに会いたいと、横浜から目黒まで車で出向き、
公園でチェルシーとの対面です。

建物の脇から現れたチェルシーはとても小さくシャイでしたが、
私の目をまっすぐ見て、とても素直な性格であることが一つ一つの動作で伝わってきます。

ボランティアさんの
“こんな綺麗とは言えないチェルシーでいいのですか?”

の問いかけに自分で もびっくりする速さで

“ハイ”

と答えていました。

それがチェルシーとの出会いです。



チェルシーはその従順な性格からか、すぐに私の生活に溶け込み、
今では時にお姉さんのような眼差し、行動で私を癒してくれる素晴らしい人生のパートナーです。
これまで4年間 、チェルシーを通じて私が得た学び、感動、
そしてこの大好きな本牧で得た素晴らしい仲間との出会いは私の人生で変えがたい宝物で、
これからも変わることはありません。






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